自動車事故の示談金は、自動車の損傷具合、自動車事故の過失割合、人身事故であるかどうかによっても変わってきます。

この示談金の決め方についてご説明していきます。

まず、物損事故が発生した場合ですが、自動車の損傷具合を確認することから始まります。

自動車事故による流れ

自動車の損傷は、基本的には修理工場に入庫した時点で修理工場へ保険会社に在中しているアジャスターという調査員が確認をしに立ち会いに行きます。そして、修理工場の担当者と相談しながら、適正な修理代金を決定し、修理工場と協定をします。

そして、物損事故は、相手方がある場合は、相手の物の損害や相手自動車の損害も確認をします。この場合、相手保険会社がある場合は相手保険会社と相談し、それぞれが損傷確認をします。また、並行して、自動車事故の状況や損傷具合などから過失割合がお互いに発生する場合については、過失割合の交渉もします。

場合によっては、事故現場も実際に確認することもあります。最近では、グーグルマップ等の普及によって、インターネット上で簡易的に現場確認を行うこともありますし、保険会社によって異なると思いますが、外注先に現場のみ確認依頼することもあります。このようにして総合的に判断して、過失割合と損害金額を決めます。

自動車物損事故・接触事故・人身事故の金額の出し方は?
物損事故については、軽微な自損事故であれば、5~10万円程度で済むことも多いです。

また、接触事故(交差点で衝突等)では20~30万円、ノーブレーキで衝突する場合は、50万以上もしくは全損となるケースが多いです。

また、人身事故については、加害者側の人身事故の担当者が基本的に被害者(お怪我をされた方)と面談を実施します。そして、怪我の具合を実際に確認します。また、病院とも連絡を取り、医療費や後遺症の有無を確認します。

示談金はケースによってかなり異なります。頸椎捻挫で30~50万円支払われるケースもありますが、それも怪我の度合いによりまちまちです。

治療費だけでなく、慰謝料も支払われます。後遺症も認定が下りた場合は認められ、その分保険金が支払われます。人身事故に関しましては、それぞれ細かく計算方法や認定方法等が決まれています。

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