フリート契約、ノンフリート契約って?
自動車保険には「ノンフリート契約」と「フリート契約」の2種類があります。
1.ノンフリート契約
自動車保険を契約している自動車が9台以下の場合、これを「ノンフリート契約」といいます。
ノンフリート契約は主に個人の保険契約にある形態です。
2.フリート契約
こちらは、自動車保険を契約している自動車が10台以上の場合の契約をいいます。
フリート契約は主に法人が締結する保険契約にある形態です。
・両者の違い・両者の違い
契約台数による違いのほか、両者にはいくつか相異なる点があります。
契約台数による違いのほか、両者にはいくつか相異なる点があります。
1.割引率の違い1.割引率の違い
ノンフリート契約では、最高の20等級の場合、60%の割引が受けられます。
フリート契約ではこれを超え、約70~80%の保険料割引を受けられることが可能です。
割引率に関していえば、フリーと契約のほうが優遇されています。
2.審査基準の違い
ノンフリート契約は、1台ごとに保険契約がされます。ですので、年間の事故成績審査も1台ずつ別々に扱われ、審査されます。
これに対してフリート契約は、契約者単位で年間の事故成績審査が行われます。
当然割引率の改定もこれにより異なってきます。
ノンフリート契約の場合、「等級」によって割引率が管理されています。
事故を起こせば、その事故を起こした車の保険契約内容に直接的に影響します。(次回更新時、等級が3ランク下がる)
フリート契約の場合、契約車全体で見ますので、所有車のいずれかが事故を起こしたとしても、該当車のみが別個に扱われる、ということにはなりません。
審査の基準としては、「支払った保険料と受取った保険金の割合」によって成績が評価されるようになっています。